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Adonis amurensis
キンポウゲ科フクジュソウ属

フクジュソウ(福寿草)

​ アドニス・アムレンシス

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フクジュソウ属は北半球に20種が知られています。日本のフクジュソウ(Adonis amurensis)は黄色い花ですが、ヨーロッパ原産のアドニスの多くは赤い色をしています。キンポウゲ科で、花弁と萼の両方を持ちます。

属名アドニスはギリシャ神話の美少年アドニスに由来し、ギリシャ神話ではアドニスは狩りをしている時に恋敵の軍神アレスに殺されます。恋人のアフロディテはアドニスの死を悲しみ、彼女が流した涙とアドニスの血の落ちた場所から赤い花が咲いたという話があり、赤い花がアドニスの花の色です。

このフクジュソウは公園に咲いていました。今年は地面から頭を出していたのは1月終わりでしたが、その頃が寒かったせいか、花を開くのが例年より遅くなったようです。
 
1番外側に紫の萼があり、ツヤのある花びらが花弁で、多数あります。陽が当たると花は上向きになります。真ん中の写真の花のように雄しべが花弁化しているものもあります。
花芽の出始めは茎頂に1輪だけですが、そのうちに分枝し、数輪の花を開きます。

鳥の足状に深く裂けた葉はまだ開いておらず、茶紫色をしています
学名はアムール川(黒竜江)地方のという意味で、東アジア(満州)原産ですが、我が国では中部以北に自生しています。

また異学名のラモサは「枝分かれした、枝のある」という意味で、多分分枝して花をつける特徴を指しているのでしょう。
元日に咲くので元日草(がんじつそう)という別名がありますが、旧暦の正月なんでしょうね。
 

 


ブログ初出:2011/2

花色:黄 

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