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Ornithogalum

キジカクシ科オルニトガルム属

Asparagaceae 

オルニトガルムの仲間

オルニソガルム属はヨーロッパや、西アジア、南アフリカに分布しています。
1753年にリンネが12種をまとめてオルニソガルム属に分類しました。その特徴は、球根から現れる線形/披針形の葉は1枚から数枚で、常緑であったり、花の時期には枯れていたりします。時には多肉の葉を持つものもあます。
 オルニトガルム属はヒアキンタ亜科(Hyacinthaceae)に含まれ、スキラ(シラー,Scilla)属と近縁ですが、スキラ属のように花被片が合着して鐘状にはなりません。
 しかしユーラシア大陸のオルニトガルム属だけでなく、南アフリカで同属の調査が進むにつれ、分類上の混乱が生じているのか、属する種類も50〜300種と大きな幅を示して説明されています。

 
属名のオルニトガルムはギリシャ語のオルニス(ornis:鳥)の形容格ornithosとガラ(乳)で、「鳥の乳」という意味です。古代ギリシャの医者で薬理学・薬草学の父と言われるペダニウス・ディオスコリデスが用いた名称のようですが、何を意味しているのかわかっていません。

オルニトガルム属にアルブカ(Albuca)属の他4属を含めようという意見もありますが、 パシフィック・バルブ・ソサエティ(Pacific Bulb Society)のサイトには、南アフリカの植物学者のマンニング(John Charles Manning: 1962ー )さんの考えを参照して、以下のように分類できると説明しています。 
 アルブカ属からなるアルブカ群
 ディプカディ属とプセウドガルトニア属からなる群
 ガルトニア属とネオパテルソニア属を含むオルニトガルム群
 
アルブカ群は花披の外側に真ん中に目立つ緑か茶色の縦に走る筋があり、中心線に沿って3-5本の葉脈が集まっています。
オルニトガルム群はあったとしても葉脈のない細いかぼんやりした暗い筋が花被片にあります。この分類基準に従うと、これまでオルニトガルム群に含まれると考えられていた種類がアルブカ群に属していることになります。 

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オルニソガルム・バランサエ

Ornithogalum balansae 

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オルニソガルム・アラビクム

Ornithogalum arabicum 

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オルニソガルム・

ムルチフォリウム

Ornithogalum multifolium 

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オルニソガルム・ウンベラツム

Ornithogalum umbellatum 

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オルニソガルム・

シグモイデウム

Ornithogalum sigmoideum

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