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オルニトガルム・ムルチフォリウム

Ornithogalum multifolium

​キジカクシ科オルニトガルム属

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オルニトガルム・ムルチフォリウムは南アフリカのナマクランドの南部から西ケープ州にかけての露出した岩の割れ目の浅い砂利の中に生えています。

この小さな体はわずかの水分しか必要としないようです。
球根の直径は1cmほどしかありません。

4月初めに長さ5cmほどの線形で多肉っぽい葉が垂直に10本ほど根生します。
4月半ばに入って葉の間に花茎が現れ、蕾らしきものが出てきます。
初めは蕾が大きくなるだけですが、しばらくして花茎が伸びてきます。
葉は根出葉のみです。
 
花は受け咲きで、径10~15mmほどの鮮やかな黄色の花を咲かせます。
雌しべは黄色の細長い円形に膨らんでいます。
雌しべの先端は、花粉を着けやすするための粘液毛が見えます。
咲き始め、花茎は10cmほどですが、花茎を伸ばして咲き進むと、最終的に花茎は20cmほどの高さになります。
夜になると花を閉じ就眠行動をします。
  
オルニトガルム属の現地名はチンチェリンチェー(chincherinchee)だそうです。おもしろい音の名ですね。
属名のオルニトガルムは鳥(ornis)と乳(gala)の造語で、古代ギリシャの医師、植物学者のディオスコリデスがこの植物をそのように呼んだと言われていますが、理由は吝かではありません。
種小名のムルチフォリウムは「葉の多い」という意味で、松葉のように細い葉が沢山出ているからです。
 

 

 


 
一般名:オーニソガラム
ブログ初出:2014/5

花色:黄

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