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オルニトガルム・シグモイデウム

Ornithogalum sigmoideum

​キジカクシ科オルニトガルム属

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オルニトガルム・シグモイデウムはブルガリアなどの南東ヨーロッパから、コーカサス3カ国 、ヨーロッパ側のトルコ、北イランにかけ、クレタ島を含め広く分布しています。背の高い植物の生えていないやや湿気のある荒れ地に群生しています。
広い範囲に分布している割には、日本では知られていません。
オルニトガルムの中でも地面ギリギリに咲くオルニトガルム・バランサエ(Ornithogalum balansae)でさえ花茎が見えますが、シグモイデウムはあるかないか分からないぐらい短い花茎に、穂状花序に花をつけます。
葉の中心から蕾が顔を出して初めて、蕾に緑色の縞が入っているので、この時だけオルニトガルム属であることが確信できます。
径2cmほどの純白の花が開いている時は花の裏側を見ることができません。しかし就眠運動をしますので、夕方になると花を閉じ、花披の裏側を見ることができます。
幅広の葉が多いオルニトガルム属にはまれな線形の葉で、白い中央脈を持ち、長さ10〜15cmでウネウネと地面を這っています。

 

ラテン語でsigmaは「半円のカウチ」、oidesは「〜のような」と読めますが、幾何学的な意味合いからsigmoidとは「S字に曲がった」という意味です。
ウネウネと地面を這う葉の様子を示しているのではないかと思います。

 

 


 


一般名:オーニソガラム
ブログ初出:2020/3

花色:白

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