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アガスタケ・アウランティカ

Agastache aurantiaca

シソ科アガスタケ属

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アガスタケ属は北米南部中心に20種ほどあるミントの香りの強い植物です。この香りはアニス(セリ科のハーブ)の香りに似ているというので、ヨーロッパではアニスヒソップ(anise hyssop)と呼ばれています。なお日本にもカワミドリ(Agastache rugosa)1種が自生しています。

 

アガスタケ属は葉が大きく穂状花序に花を密につける種類(Giant hyssop)と葉が小さく花が疎につく種類(Hummingbird Mints)があります。
アガスタケ・アウランティアカは後者のアガスタケです。メキシカン・ヒソップ(Mexican hyssop)と呼ばれ、米国南部からメキシコにかけて分布しています。
アプリコットオレンジ色の花筒の長い花には茶紫色の4個の葯とそれよりも飛び出した雌しべがあります。
緩い鋸歯のある葉は、厚みがあって小さくマットな銀緑色をしています。揉むと強いミントの香りがします。

 

さすがメキシコ生まれだけあって日本の暑い夏を難なく乗り越えてくれます。晩秋まで花をつけて、冬には枯れてしまいますが、春一番に芽を吹きます。手入れの入らない花です。

属名アガスタシェはギリシャ語由来で、「はなはだしい、強める」(aga)と「穂」( stachys)で、太い穂状の花序をつけることを指しています。

​種小名アウランティアカは「オレンジ色の」という意味です。


 

 


ブログ初出:2009/6

花色:黄

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