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ヒイラギソウ(柊草)

   アユガ・インシサ

Ajuga incisa

シソ科キランソウ属

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ヒイラギソウは日本固有種で、関東から中部地方の山地に分布し、沢沿いなどの山地の日陰の湿った場所に自生しています。

 

背丈は30~50cmもあり、これがキランソウの仲間かと思ってしまうほど立派です。

花も立派で3cmほどの長い筒部の青紫色の花を葉腋に2〜3個つけます。
他のキランソウ属には見当たらない喉部の長めの花で、花色も個性的です。
この株は赤味がかった色でしたが、多くは青紫の、インクブルーの花をつけます。
さらに株の上部に集まったボリュームのある花序は、キランソウ属ものとは思えません。
雄しべは4本ありますが、長い2本だけが花から出ています。

 

和名の由来は葉に不揃いの切れ込みがあり、柊(ヒイラギ)の葉に似ているのでこの名がつけられたそうです。
しかし葉の切れ込みが深いだけで、柊のように厚くなく、むしろペラペラで、触っても痛くありません。
わかる人ならば花がなくても葉だけでヒイラギソウと分かるほど特徴があります。


種小名インシサは「鋭く裂けた」という意味で、これも葉の様子を示しています。

 

 

 

 


 
ブログ初出:2009/5

花色:青・ピンク(赤)

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赤花種です。ピンクの花をつけます。右端の写真のように明るいグリーンの葉をしています。

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