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ニシキゴロモ(錦衣)

  アユガ・エゾエンシス

Ajuga yezoensis

シソ科キランソウ属

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ニシキゴロモは北海道から本州の日本海側、および四国の山地に自生しています。

 

普通は薄いピンクから薄紫の花をつける、地味な花ですが、これは桃色の花をつけるモモバナニシキゴロモです。
白っぽい花のニシキゴロモなら、この名前はやや違和感を感じますが、濃いピンクの花だと名前負けしていません。

 

名前の由来は花の色ではなく、葉脈に沿って紅が入るのでこの名がついたといわれています。葉の裏にも紅色がかかります。


ストロン(匍匐茎)を延ばしてそこに花をつけ、また延ばして広がっていきます。
この個体は茎も赤く、葉色も濃い緑なので、茎や葉に生えている白い毛が目立ちます。

種小名エゾエンシスは「蝦夷地の、北海道の」という意味です。この植物はフラサバソウ(Veronica hederifolia)の和名の由来にかかわるフランスの植物学者のフランシェ(Adrien René Franchet:1834-1900)さんとサバティエ(Paul Amédée Ludovic Savatier:1830–1891)さん達が採集した資料をもとに、1889年にドイツ系ロシア人のマキシモビッチ(Carl Johann Maximowicz:1827 1891)さんが命名しています。日本の植物学の有名人3人がかかわっています。

 

 


 
ブログ初出:2007/4

花色:薄紫・ピンク

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