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アユガ・ピラミダリス

「メタリカ クリスパ」

Ajuga pyramidaris 'Metallica Crispa'

シソ科キランソウ属

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アユガ・ピラミダリスはヨーロッパで広く見られ、ヨーロッパ北部、コーカサス地方、イギリスの平地、ヨーロッパ中部と南部では海抜2700m以下の山岳地帯、およびスカンジナビア地方の北部と西部に分布しています。草原や灌木が生えているような浅い泥炭地、開けた岩石地に自生する多年生植物です。

 

有毛の茎は10cmから20cmに伸び、対生の葉をつけます。根生葉は葉柄があり茎につく葉よりもかなり大きい。全縁の卵形をした茎葉には葉柄がなく、葉縁がやや波打っています。葉は表裏に目立つ毛が密に生え、毛深さを印象づけます。

4月から8月ごろ穂状花序を上げます。花序には花が目立たないほどの’大きさの包葉があり、花は苞葉に隠れています。茎頂の包葉はしばしば紫色に染まります。

花は多くのキランソウ属と同じ先が上下に2裂する筒状花で、濃い青紫色ですが、空色やピンク、白色も見られます。

アユガ・レプタンス(Ajuga reptans)のようなストロン(匍匐茎)を出しません。

「メタリカ クリスパ」はその名の通り金属的な輝きのある葉に特徴があります。原種のような毛深さは目立ちません。花の時期では葉色は緑になり、しわは浅く、柔らかくなっています。ストロンを出しませんので、増やすときには株分けか実生ですが、暖地では果実を実らせる変えに花茎が枯れてしまいます。株分けをしても成長は非常に遅いです。

種小名はラテン語で「ピラミッド形の、円錐形の」のという意味です。

 


 
HP初出:2006/5

花色:紫

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