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ヒメキランソウ(姫金瘡小草)

  アユガ・ピグマエア

Ajuga pygmaea

シソ科キランソウ属

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ピンク花のヒメキランソウ

Ajuga pygmaea f. rosea

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白花のヒメキランソウ

Ajuga pygmaea f. alba

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キランソウより花が大きいのにヒメキランソウと呼ばれています。台湾(台湾名筋骨草)から沖縄、九州南西部にかけて自生しています。


葉は厚く、キランソウの足下にも及ばないほど小さく、葉からはシソ科の植物であることは想像できません。
花は大きさはキランソウの2倍ぐらいあるので写真も撮りやすいですね。

キランソウの花には白いかすれが入っていますが、こちらははっきり模様といえるような白いスジが入っています。
ノー天気に上向きに咲くのも特徴でしょうか。蕊がしっかり見えています。
下の写真のように白花もあります。

 

まるで園芸種のような雰囲気の野草です。南方系のせいでしょうか。

典型的なヒメキランソウと少し毛色の違うのが、メインの写真とその下の写真の花です。
熊本天草産のヒメキランソウ(Ajuga pygmaea ex. Amakusa)です。

 

下3枚の写真はの典型的なヒメキランソウで、沖縄産のものです。
葉色は南国的で、ツヤがあり、明るい感じがします。
その明るさから、この花を初めて見たときに園芸種だと思ってしまいました。

 

天草産のヒメキランソウは、沖縄産に比べて、葉色が濃く、ツヤが無く、毛が密に生えています。
花の付き方も違って見えます。
両方とも総状花序を形成しているのですが、沖縄産はあっちこっちに花がついてるように咲きます。
それに対し、天草産はそれらしく円周状に咲いています。
花が咲いていない時はキランソウとよく似たイメージです。
茎もキランソウのように赤みがかかっていて、野草的雰囲気がぷんぷんします。


 
ブログ初出:2006/6

花色:紫・ピンク(赤)

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天草産ミメキランソウ(Ajuga pygmaea ex. Amakusa

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