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アリウム・フラブム

Allium flavum

ヒガンバナ科ネギ属 

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北アフリカ・モロッコからフランスを経てイラン、中近東に至る地中海や黒海、カスピ海の沿岸周辺の乾燥した岩場に広く自生しています。
広い範囲に分布しているので地域により変異があるようで、次の5種の変種、亜種が知られています。

●Allium flavum ssp. flavum  トルコ、ヨーロッパ中央部、南部に分布。
●Allium flavum ssp. ionochlorum 北アフリカ(アルジェリア、モロッコ)に分布。亜種名は「紫がかった薄緑色の」という意味。
●Allium flavum var. minus トルコに分布。変種名は「より小さい」という意味。
●Allium flavum var. pilosum トルコのアダナ地方に分布。変種名は「毛で覆われた」という意味。
●Allium flavum ssp. tauricum ギリシャから東部のコーカシス、カザフスタンにかけて分布。亜種名は「クリミアの」という意味。
 
ヨーロッパでは古くから知られていたようで、1753年にリンネが命名しています。

初夏(5〜6月に)に下から3番目の葉の途中に瘤状の節ができ、4番目の葉(苞の先になっている葉)が出ると同時に花茎をあげます。
花茎は20cmほどですが、葉の10〜20cmのところから出ているので、草丈30〜40cmで花が咲きます。

花は初め黄白色で、釣り鐘形に開くにつれ明るい黄色に変わっていきます。
下から4番目の葉(苞の先の葉)は花が開くにつれ枯れてしまいます。
花にはネギの匂いではなく、いい香りがします。
王立園芸協会からAGM(Award of Garden Merit)を受賞しています。
 

 

 

 


 
 
ブログ初出:2019/6
花時期:春
花色:黄

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