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アリウム・ネアポリタヌム

Allium neapolitanum

ヒガンバナ科ネギ属 

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アリウム・ネアポリタヌムはポルトガルからトルコまでの地中海沿岸地方の乾燥した草原などに自生しています 。パキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、米国の南部や西部に帰化し、繁殖力の旺盛さから米国の一部の州では侵略種という扱いです。

直径2cmほどの白い丸い球根を持ち、夏には休眠して秋から葉が出てきます。

葉の中心に稜があり、10〜20cmの長三角形をしています。

普通は3〜5月に下向きに苞をつけた花茎を25cmほどの高さに上げてきます。苞がついている以外に出てきたときから葉と明らかに区別できます。

花茎の断面は丸形ですが葉と同じ葉に稜があります。
散形花序に白い6裂した鐘形の大きな花を多数つけます。一部地域には薄紫色の花の種類もあるようです。

霜には弱いようで、寒さに当たると白くなって枯れます。地植えは無理のようです。

1球だけとはいえ、こんな季節に花が咲き出すとは、よっぽど今年は暖かいんでしょうね。

ヨーロッパではナポリにんにく(Neapolitan Garlic) 、花玉葱(Flowering Onion) 、ナポリ玉ねぎ(Naples Onion )などと呼ばれているようです。

広い地域に分布しているので異学名も20近くあります。

種小名は「ナポリの、ナポリ産の」という意味です。

 

 

 


 
 
ブログ初出:2020/2
花時期:春〜夏
花色:白

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