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チシマラッキョウ(千島辣韮)

    アリウム・スプレンデンス・クリレンセ

Allium splendens var. kurilense

ヒガンバナ科ネギ属 

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チシマラッキョウはミヤマラッキョウ(Allium splendens)の変種で、千島列島からシベリアに分布しているラッキョウの仲間です。

アサツキ(Allium schoenoprasum var. foliosum)より細い30cmほどの筒状の葉があり、秋に線状の茎を立てて、直径5mmほどの鐘形の紅紫色の花を咲かせます。
6本の薄紫をした雄しべが目立っています。
小さいといっても15cmほどの背丈ですから、背丈に比べると大きなネギ坊主です。
ラッキョを知っている人からすると、チシマラッキョウは愛らしいラッキョでしょう。
 
ラッキョウ(辣韮: Allium chinense )も薄紫の似たような花をつけますが、背丈が50cmほどあります。
ラッキョは中国だけではなくインドにも自生しているそうですが、刺激の強いニラという意味で、オオニラという別名もあります。

ミヤマラッキョウの種小名スプレンデンス(splendens)は立派なという意味で、変種名クリレンセ(kurilense)はチシマ列島の英語名クリルアイランドに因んでいます。

 

 

 

 

 

ブログ初出:2007/10
花時期:秋
花色:紫

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