top of page
alpicolaLogo1-2.jpg

 Anemone altaica
キンポウゲ科 イチリンソウ属

アネモネ・アルタイカ

画像をクリックすると大きくなります

arrow.png

​戻る

Aaltaica1_edited.jpg
Aaltaica2.jpg

種小名アルタイカは最初に確認された土地に因みます。
国としてのアルタイ共和国はロシア連邦に属する国ですが、アルタイ地方はロシア、中国、カザフスタン、モンゴルの交わる広い地域を指します。
その地方に海抜4000メートル級の山が連なるアルタイ山脈があり、そこに自生しています。アルタイ山脈以外には自生していないようです。
 
アネモネ・ネモロサ(Anemone nemorosa)に近縁と言われています。
アネモネは春一番に咲くというイメージがありますが、遅咲きで、当地では6月の梅雨の頃に咲き出します。
 
球根ではなく茶色い根茎を持ち、横に広がって増えていきます。 
咲き初めは花びら(萼)がグリーンで、開くにつれて白色に変わっていきます。
直径2cmに満たない大きさで、花びら(萼)は中央の蕊(しべ)坊主に比べて小さく、見栄えはしませんが、野趣味溢れる花を次々につけていきます。

花の蘂の付け根がそのまま大きく膨らんでイガイガのついた実になります。実が熟すと、割れて、綿状の繊維に包まれた種が出てきて、風の住人になっていきます。
 
花は梅雨の時期に咲くので、雨に当たってしょぼくれた写真しかとれません。
 
 

 

 


 
ブログ初出 2006/6
春〜夏
花色:白
 

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

bottom of page