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 Anemone blanda
キンポウゲ科 イチリンソウ属

アネモネ・ブランダ

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アネモネ・ブランダは英名をバルカン・アネモネ(Balkan anemone)やギリシャ・イチリンソウ(Grecian windflower)と呼ばれるように、ギリシャからトルコ、レバノン、シリアにかけての地中海東部沿岸に分布する球根(塊茎)植物です。
夏に乾燥する地中海気候の石灰岩のがれ地で見られるようです。
春先になにもないところから蕾を立ち上げ、ブルーデージーに似た径4cmほどの花を開きます。
デージーと異なるのは、花は多数の薄い萼で構成され、花弁を持たないことです。

背丈は15cmほどで、始めは苞葉に包まれていますが、途中から苞葉を置き去りにして茎の頂点に紫青色や白、ピンクの径4cmほどの花を1輪開きます。
3小葉の濃い緑の葉も茎の先に1葉ついて出てきます。
多くの夏前に枯れてしまうスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は花から地上部がある時しか肥培できません。灌水がわりに頻繁に薄い液肥をやって肥培することが必要ですが、暖地ではなかなか太ってくれません。
アネモネ・ブランダは水はけのよい土壌で育ち、地上部分が枯れてしまう夏には乾燥状態になるのを好みます。
一般的に乾燥球根で売られていますが、暖地では乾燥球根に吸水させる時にカビが生え、腐ってしまうことが多いので、堀上げないで、雨のかからないところにポットのまま置いて、夏越させるのがいいと思います。
私は成功したことがなく、ベンレートやボルドー液などの消毒剤につけたり、冷蔵庫で吸水させたりしましたが、どうもうまくいきません。
乾燥球根に吸水させる時ベンレートやボルドー液につけたり、冷蔵庫で吸水させるといいといわれていますが、どうもうまくいきません。
 
朝の開きかけの時が一番可愛いですね。 

ブログ初出 2011/3
花色:青

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