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Aquilegia colchica

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・コルシカ

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アクイレギア・コルシカはイタリヤのコルシカ島に自生するオダマキかと思ってしまうような種小名がついていますが、西コーカサス(西グルジア、古代コルキス)、黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈の石灰質土壌地帯固有の植物とされています。しかし不思議なことに存在はするといわれていますが、研究者の間ではその存在を確認した人がいないそうです。
背が高いオダマキだということですが、その具体的な大きさについて記されていなく、「ソビエト連邦の花(Flora of the U.S.S.R.)」という書物にも挿絵などは載せられていないのです。

なお種小名のコルシカはラテン語でCoichisと表記される黒海の東の端にある国コルキスという古代グルジア(ジョージア)の王国を指しています。

花の大きさは直径3〜5cmで、萼片はブルーか濃いブルーで、花弁の端は白、花弁は切り詰められて萼片の半分の長さとされています。距は長く、内側に巻いているそうです。リンゴの香りがするとも書かれています。

ガーデン採種として種子交換リストに出てくることはあっても野生種として出てくることはないそうです。チェコの園芸業者のオンラインデータベースに出ているので、そこで採種されたものが出所であろうと推測されています。(以上 Nold, R. 'Columbines'より)
 
私の所のオダマキは直径5cmほど、高さは30cm、濃い赤紫色をしています。2006年のNARGSの種子交換で手に入れ、2007年2月に播種しました。しかしNARGSのリストには花色について Blue/White と書かれています。待ちに待った花だったのですが、アクイレギア・コルシカではないかもしれませんね。

 

 

 

ブログ初出:2010/4

花色:紫

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