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Aquiregia ecalcarata

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・エカルカラタ

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園芸種では白やピンクの花をつけますが、原種の花色は赤紫色や濃紫で、チベットの一地方、甘粛省甘南チベット族自治州の夏河県に自生すると言われています。3000m級の山地の開けた森などで見られるそうです。

これは本家筋(原種系)の風鈴オダマキです。

 
海外の園芸業者は好んでセミアクイレギア・シムラトリクス(Semiaquilegia simulatrix)あるいはセミアクイレギア・エカルカラタ(semiaquilegia ecalcarata)という学名を好んで用いますが、セミアクイレギア(ヒメウズ)属だといわれたのはほんの20年間ほどだということです。 
つまりアクイレギア(オダマキ)属だというのが学説で、発生的にも最も古い、原始的なタイプのオダマキのようです。クレマチス咲きなどの距のないタイプもアクイレギア属ですから、セミアクイレギア属に入れる必然性はなさそうです。なおエカルカラタというのは距がないという意味です。 
 

下の2枚の写真はPlantworld社の種から育てた「アーリードワーフ(Early Dwarf)」で、原種よりさらに小型です。2000年のカタログにはセミアクイレギア・シムラトリズ(Semiaquilegia simulatriz)という学名が記されていました。 
2cmほどの落ち着いた赤紫の色の花を、細く伸びた茎につけます。 
風に揺れて、写真に撮りにくい被写体です。

 

 


 
ブログ初出:2006/5

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