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Aquilegia pubescens

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・プベスケンス

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アクイレギア・プベッセンスはカリフォルニア州のロッキー山脈南部、ロッキー山脈よりも高い海抜2700〜4000mのシェラネバダ(Sierra Nevada)山脈に分布しています。
 
背丈は30〜50cmで、花の大きさは径3cmまで、距の長さは4cmほどで、横向きに咲きます。
長い距はアクイレギア・クリサンタアクイレギア・コエルレアのようにまっすぐ伸び、優雅に外に開いています。
花色は黄色やクリーム色ですが、時には赤が混ざることもあります。
種小名のプベッスケンスはラテン語で「腺毛のある(正確には「性的に成熟した」)」という意味ですが、常に毛があるというわけではなく、下の方の茎は無毛のことがあります。

容易に育ち、秋に種子を蒔けば、花を見ることができますが、短命で、タネを稔らせると枯れてしまうようです。
花色が様々なので、カナリア・イエローを基本と考える人はアクイレギア・クリサンタに近縁と考え、また形や様々の花の色を出せるのはアクイレギア・フォルモサと自然交配しているからだと考える人もいます。
分布域がアクイレギア・フォルモサに重なり、特にピンクの距を持つプベッスケンスはフォルモサの群落の近くにはえているそうです。
 
現地では自生地からシェラ・オダマキ(Sierra Columbine)と呼ばれています。

また「コービルさんのオダマキ(Coville's Columbine)」と呼ばれることもありますが、コービル(Frederick Vernon Coville:1867–1937)さんとは、米国農林省(the United States Department of Agriculture)で主任植物学者として働き、後に国立樹木園(the United States National Arboretum)の最初の園長を務めた人です。この方がアクイレギア・プベッスケンスの命名者なのでコービルさんのオダマキと呼ばれています。
 
 
ブログ初出:2014/6
春〜夏

​花色:黄

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