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Aquilegia turkestanica

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・ツルケスタニカ

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アクイレギア・ツルケスタニカは、その種小名からトルキスタンに分布していることを推測させます。トルキスタンは、西はカスピ海、東は中国、北はアラル海、南はアフガニスタン北部、イラン国境に囲まれたいわゆる中央アジアと呼ばれる広い地域を指します。
アクイレギア・ツルケスタニカは情報がほとんどありません。
 
このオダマキとよく似ているのがアクイレギア・クヒスタニカ(Aquilegia kuhistanica あるいは Aquilegia sp. aff. kuhistanica)で、中央アジアのパミール高原の外れに分布しているといわれています。トルキスタンに含まれる狭い地域のオダマキです。
 
ですからこの2種のオダマキが似ていても不思議ではありませんが、根出葉に違いが現れています。アクイレギア・ツルケスタニカの根出葉は葉柄の長い3回3複葉で、地際で反り返り、地面上でロゼッタ状に平開します。
アクイレギア・クヒスタニカにはそのような癖はありません。
 
花の時期の背丈は30cmほどになります。
花茎は花の大きさに比して太さがあります。風の強い地域に分布しているからでしょうか。
径2cm、長さ3cmほどの華奢な花を咲かせます。花弁は白ですが、距や萼片はかすかに紫色をしています。
距はカーブせず、まっすぐに伸びています。
蕊は葉弁から飛び出します。

 
アクイレギア・ツルケスタニカは2001年のNARGSの種子交換で入手した種子からです。今と違ってNARGSもチェックなしで種子交換リストに掲載していた時代でした。
 
 
 
HP初出:2002/5

花色:白

 

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