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Callianthemum miyabeanum
キンポウゲ科キタダケソウ属

ヒダカソウ(日高草)

  カリアンテムム・ミヤベアヌム

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ヒダカソウは日高地方のアポイ岳などの超塩基性岩(カンラン岩や蛇紋岩)地帯で、他の植物が育ちにくいアルカリ性土壌の草原に自生しています。
 
タネから育てられているのでしょうが、このような希少種の山草がホームセンターで売られているのも不思議です。
 
花は3cmにならない大きさですが、おもしろいのは、萼が花弁化することが多いキンポウゲ科にあって、ちゃんと5枚の萼があることです。
さらに花弁は、キンポウゲ科には珍しい薄い花弁で、縦皺があります。

しかしながら繊細というより、質実剛健という印象がします。
葉はイチリンソウより、形や質感がオダマキに似ています。
 
属名カリアンセムムはギリシャ語のcallos(美)と anthemom(花)にかかわる造語です。
種小名は北海道の植物を研究した宮部金吾(1860-1951)さんに因んでつけられました。宮部さんは札幌農学校を卒業後、日高や北見地方、千島列島などの植物調査を行い、札幌農学校教授を務めました。
 

 

 

 


ブログ初出:2009/4

花色:白 

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