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ベルバリア・ツリフォリアタ

Bellevalia trifoliata

​キジカクシ科ベルバリア属

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ベルバリア・ツリフォリアタ はフランスからトルコ、イスラエルを経てエジプトまで、史前帰化植物として地中海沿岸に広く分布しています。
海岸から海抜800mまでの、花の時期は十分潤い、夏に乾燥する石灰岩土壌地域に自生しています。
しかし分布している地域でも、あまり目にすることのない植物のようです。
 
「3枚の(tri)葉の(folia)」という種小名が示すように15〜25mmの幅の広い長披針形の葉が3枚現れますが、時には2〜5枚現れることもあるといわれています。
 
2月から3月にかけて、黒に近い濃い青紫色の花序をつけて花茎が立ち上がります。
最終的に花茎は25〜50cmに伸びます。
 
花茎に沿って上向きについている蕾が水平になる頃には、小花梗は長さ4〜8mmになり、花被片はその倍ほどの12〜15mmの細長い円筒型になります。
花の色は、先端がクリーム色で、小花梗と花被片の半分までが薄い赤紫色に変わっていきます。
さらにうな垂れ始めると、先端が6裂して釣鐘形に開口し、花被片の色も赤紫色が薄焦げ茶色に変化します。
葯は紫色をしています。
最後には全体が薄焦げ茶色になっていきます。
 
 

 

 


 
 
ブログ初出:2019/3

花色:青、クリーム、茶

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