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ベルバリア・パラドクサ

Bellevalia paradoxa

​キジカクシ科ベルバリア属

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ベルバリア・パラドクサはアナトリア(いわゆる小アジア)の海抜500〜3000mの少し湿った岩の多い草原に分布しています。
ベルバリア・パラドクサは直立する2〜3枚の葉っぱに抱えられて、2〜3本の花茎を立てます。花はムスカリより一回り大きいぐらいですが、花が開くにつれ花茎を伸ばし、背丈は30cmほどに育ちます。
他に葯が黄色いなど、この花の様子がムスカリとは違っています。

また花が開くと花柄が伸び、だらしなく垂れ下がるように咲きます。
垂れ下がると花弁はしわくちゃになり、枯れているように見えます。
 
ベルバリア・パラドクサはベルバリア属の中ではムスカリのような姿に園芸的価値が見いだされていて、園芸化が進められています。
以前は異学名のベルバリア・ピクナンサ(Bellevalia pycnantha:ピクナンサは「密に花のつく」という意味)で流通していました。
種小名のパラドクサは「 不一致の、矛盾した」という意味で、ベルバリア属の中では特異な特徴、ムスカリ風の姿を持ってるということでしょう。
 

 

 

 

 


 
ブログ初出:2013/4

花色:黒

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