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Coptis quinquefolia
キンポウゲ科オウレン属

バイカオウレン(梅花黄連)

  コプティス・クインクェフォリア 

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オウレン属は北半球に十数種あると言われていますが、そのうち6種が日本に自生しているそうです。
バイカオウレンは九州以外の国内に広く分布しています。
 
種小名のクインクェフォリアは「5枚の葉」という意味ですが、5枚の小葉を持つ根出葉を出すのでこの学名がついています。
北米や北日本に自生する、根出葉が3枚で、三つ葉のような葉形のミツバオウレン(Coptis trifolia)もあります。

ではオウレン(Coptis japonica)は何枚の葉を持つかといえば、セリのような葉で3枚です。
 
バイカオウレンは10 cmに満たない背丈で、背丈に比して大きい1cmぐらいの白い花を咲かせます。
キンポウゲ科植物によくある花びらに見えるのは萼です。
花の中心に、花弁が退化した黄色い密線が見えます。節分草にもありますね。
自生種は緑色に赤紫のスジが入っていますが、この花には焦げ茶色のめしべが見えます。
 
早春に咲く可愛い花です。
 
属名コプティスはギリシャ語のcoptein(切る)に由来するという説があり、分裂した葉を指し示すといわれています。 
 
 

 


 
ブログ初出:2008/2

花色:白 

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