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ダンギク(段菊

 カリオプテリス・インカナ

Caryopteris incana

シソ科ダンギク(カリガネソウ)属

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ダンギクは1999年以前はクマツヅラ科カリガネソウ属に属していましたが、今はシソ科ダンギク属に属します。属名がカリオプテリスのままですので日本語ではカリガネ属とする考え方もありますが、ここではダンギク属としておきます。

ダンギク属は日本を含む東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に6〜10種が知られています。一見草本のようですが、多くはよくしなる茎を持つ落葉性の低木、あるいは亜低木です。

 

ダンギクは中国南部、朝鮮南部から九州西部に自生しています。ダンギクは基部だけが木化する多年草(亜低木)です。

 

菊とはつきますがキク科ではなく、葉が菊の葉のように白っぽく見えることに由来します。

 

 種小名インカナはラテン語で「 灰白色の、 灰白の柔毛で覆われた」という意味で、細かい毛で覆われて白っぽく見える葉の様子に由来します。

 

属名のカリオプテリスは karyon(クルミ)と pteryx(翼)の造語で、大きさは違えどクルミのような果実にちょっとした翼があることに由来します。

 

 


 
ブログ初出:2007/9

花色:ピンク(赤)・白・青

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