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Cyclamen x schwarzii

サクラソウ科シクラメン属

シクラメン・シュヴァルツィ

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シクラメン・シュヴァルツィは属名と種小名の間に x が入っていますように、これは原種そのものではなく、交配種であることを示しています。
シクラメン・シュヴァルツィはリバノティカム(Cyclamen libanoticum )とプセウディベリカム (Cyclamen pseudibericum)との交配種だそうです。
ただこの組み合わせが自然界に存在するかどうかは知られていません。園芸種であろうと推測されています。
 
花や葉はヘデリフォリウムほどの大きさです。
口のところに濃紫色の大きな模様があるところはプセウディベリカム譲りのようです。
ところでこのシクラメン、花弁のひねり(ねじれ)が乏しいのです。
シクラメンは篝火花(かがりびばな)という和名を持っていますが、花びらのねじれも炎に見える重要な要因です。
この花を見ていて、シクラメンの花弁にはひねりがあるからこそ、それが可憐に見せていることに気がつきました。
花には悪いのですが、すごく無骨な、あるいは間抜けなシクラメンに見えます(ごめんなさい)。
 
種小名のシュヴァルツィはドイツ人の植物分類学者シュヴァルツ(O.Schwarz)さんに因む名です。シュヴァルツさんについて詳しいことは分かりませんが、多くの植物の命名に関わっています。特にシクラメンの分類には、種の下位分類の節の設定など、大きな貢献があったようです。

 


 
 
ブログ初出:2008/4

花色:ピンク

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