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カラミンサ(クリノポディウム・ネペタ)
Clinopodium nepeta
シソ科トウバナ属
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一般的に単にカラミンサと呼ばれるクリノポディウム・ネペタは南ヨーロッパから地中海沿岸原産の低亜木です。
夏に葉脇から集散花序を出し、1cmほどの長さの筒状で先が唇形になる花を、1つの花序に10〜20コほどつけます。
白色から薄藤色の花は小さく、パラパラと花がついていますので地味で目立ちませんが、存在感のあるかわいい植物です。
背丈は50cmほどになり、細い枝先に花をつけますから、ユラユラと風にそよいで、拡大写真を写すのに大変苦労します。
葉を揉むとさわやかなハッカの香りがします。
リンネさんが1753年にメリッサ・ネペタ( Melissa nepeta,メリッサはレモンバームのと呼ばれる仲間)と命名していますが、その後カラミンサ(Calamintha)属 , ティムス(Thymus)属、キダチハッカ(Satureja)属に移されました。
種小名は「イヌハッカ(Nepeta cataria,Catnip)に似た」という意味です。
ブログ初出:2009/8
夏
花色:白
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