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アガスタケ・フォエニクルム
「ゴールデン ジュビリー」
Agastache foeniculum 'Golden Jubilee
シソ科アガスタケ属
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アガスタケの仲間は約20種が知られていますが、主に北アメリカに分布し、日本にはカワミドリ(Agastache rugosa)1種が分布しています。いずれも香りの強い耐寒性多年草です。
アガスタケ・フォエニクルムは北米原産の草丈が60〜120cmになる大型種で、6月から9月にかけてラベンダー色の花を穂状につけます。葉を揉むとアニスの香気があるので現地ではアニスヒソップ(Anise Hyssop)と呼ばれています。
「ゴールデン・ジュビリー」は園芸品種のアガスタケの中で始めて生み出された黄金葉品種です。
オランダで作出された「ゴールデン・ジュビリー」は2003年にASS(All-American Selection)の金賞を受賞しています。エリザベス2世の在位50年を祝してつけられた名前だそうです。
春に鮮やかな黄色の若葉を出し、その後ブルーの花をつけるにつれ葉色がライムグリーンに落ち着いてきます。
属名アガスタケはギリシャ語由来で、「はなはだしい、強める」(aga)と「穂」( stachys)で、太い穂状の花序をつけることを指しています。
種小名フォエニクルムは「セリ科のウイキョウ(Foeniculum)に似た」という意味ですが、似ているのは背丈ぐらい?と思ってしまったのですが、ウイキョウのような甘い香りがあるからです。
ブログ初出:2010/10
秋
花色:紫
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