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ガランツス・エルウィズィ

Galanthus elwesii

ヒガンバナ科ガランツス属 

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ガランツス・エルウィズィ はトルコやコーカサス地方に自生しているといわれています。
「エルウィズのスノードロップ」 や「グレーター スノードロップ」「ジャイアント スノードロップ(日本でもオオマツユキソウ)」と呼ばれており、乾燥球根で流通が可能なので、一般にスノードロップといえばガランツス・エルウィズィをいいます。

青緑色をした倒披針形の葉が、一方が他方を抱え込むようにして、2枚の葉が根生します。この葉の様子はエルウィズィの特徴で、エルウィズィを同定するポイントとなります。
2枚の葉が抱き合ったままで充分開ききらない時に、2枚の苞葉に支えられて卵形をした白い花が見えてきます。
内花披に緑の模様がついていますが、この緑の模様が、上と下に分かれて2つあるのがガランツス・エルウィズィの特徴ですが、それがこの株は見事にくっついて一つになって内花披一杯に広がっています。
このようにガランツス・エルウィズィで内花披に大きく1つだけ模様がつく選別種は「ロワン・ラッセル」('Rowan Russell' )や「シェルブルック ジャイアント」('Shellbrook Giant')などの名称のついたものがありますが、それに並ぶ容姿です。

ガランツス・エルウィズィは1874年にトルコを探検した英国の植物学者ヘンリー・エルウィズ(Henry John Elwes)さんによって発見され、1875年にジョセフ・フッカー(Joseph Dalton Hooker)さんエルウィズさんの名を献名して公表されました。
その後、エルウィズさんによって収集された標本はガランツス・グラキリス(Galanthus gracilis)であることが判明しましたが、別の標本があり、それにつけられました。

 

 

 

 
ブログ初出:2020/2

花期:春
花色:白 

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普通は下の写真のように内花披の模様は上下に分かれていて、2つあります。

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