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Helleborus dumetorum f. plenum
キンポウゲ科ヘレボルス属

ヘレボルス・デュメトルム 八重咲

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ヘレボルス・デュメトルムはスロベニア北東部、オーストリア南西部、クロアチア、ハンガリーなどの中央から東部ヨーロッパの森林や草原で見られるようです。
石灰岩が露出したようなカルスト台地の岩場の傾斜地にコロニーを作って自生しています。
 
ヘレボルス デュメトルムは背丈が20〜45cmで、比較的小型で、夏には地上部は枯れてしまいます。
花も小型で、直径3~4cmの灰緑色の花を花茎に2〜3輪つけます。
根際から生える葉は2回から3回分かれて、7〜12片の小葉に分かれます。
花は小さいですが、多花性で花をたくさん楽しめるのが魅力です。
この株は丸弁のカップ咲きの八重で、通常は5枚の萼片からできていますが、この花は密腺が萼化し、15・6枚の萼から構成されてます。
カップ咲きのせいか八重であることが目立ちません。
 
英国のフェダー・ナセリー(Phedar Nursery)から手にいれた種子からで、ハンガリー産のようです。
野生で八重だったのか八重の選別種なのか分かりません。
成長が遅く、播種後5年目にして開花しました。
 
種小名の dumetorum は「薮の、雑木林の」という意味で、自生地を指しています。

 


 
 
ブログ初出 2018/3

花色:緑

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