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Helleborus foetidus 'Fragrant'
キンポウゲ科ヘレボルス属

ヘレボルス・フォエチドス

 「フレグラント」

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ヘレボルス・フォエチドスは東西はポルトガルからハンガリー、北は英国、ドイツまでヨーロッパに広く分布し、主に海抜2000m級の山地の林床に自生する有茎種のヘレボルスです。
フォエチドスという種小名は「匂いのする」という意味で、葉を揉むと麝香の香りがするのでつけられた学名ですが、そんないい香りではないと思います。
花は平開することなく、壺状に開花します。
 
全草に細い軟毛が生えていて、春先は花を含めて全体がパステルグリーンをしています。
小さな緑の釣鐘型の花を沢山つけます。
その釣鐘の口のあたりにうっすらと赤い模様が入ります。蕾が開いた時よりしばらくした方が赤い色がはっきりします。また受粉すると花を大きく開きます。
そういう訳でヘレボルス・フォエチドスの花色にはバラエティがありません。
 
ヘレボラス・フォエチドス「フレグラント」は葉をもまなくても、花からメロンのような香りが漂ってきます。
なお花が香るフォエチドスには、古くから知られている「ミス・ジキル(ジェキル)(Miss Jekyll)」という芳香品種があります。
これらの芳香品種は見た目には原種と変わりはありません。
 
古い葉は濃緑色ですが、新葉は花と同じくパステルグリーンです。古い葉柄は茎からみすぼらしく垂れさがってしまいます。
 
 


 
ブログ初出 2010/3

花色:緑

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