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カロミア・テッテンシス

Karomia tettensis

シソ科カロミア

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以前はクマツヅラ科(Verbenaceae)ホルムスキオールディア属(Holmskioldia )でしたが、現在はシソ科(Lamiaceae)カロミア属(Karomia)に分割され移されました。ベトナムの1種以外、アフリカとマダガスカルに8種が知られています。

​カロミヤ・テッテンシスはモザンビーク、マラウイ、ザンビア、ジンバブエなどの東アフリカの海抜500m以上の丘陵地に自生する棘のある高さ2mまでの常緑低木です。

2〜3cmほどの小さい花ですが、その形からタヒチアンハットやパラソルフラワーという英語を持っています。

 

花は葉脇に単生し、薄藤色から青紫色で、二唇花というより、筒先が5深裂した感じの花です。雄蘂が上向き、雌蕊が下向きに花冠から飛び出しています。
平らに広がったお皿のようなものは萼です。萼は蕾を守るという役目を果たしていないように思います。
厚みがあって堅そうな萼ですが、虫が蜜を吸う際の止まり木になるのでしょうか。

種小名はモザンビークのテテ( Tete, Mozambique)という地方名に由来します。

属名カロミヤは1932年に、Karomia fragransを典型種にして、フランスの植物学者ドップ(Paul Louis Amans Dop:1876 -1954)さんが発表しましたが、名前の意味は分かりません。

 

 


 
ブログ初出:2009/6

春〜夏
花色:紫

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