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オルトシフォン(オキムン・ラビアツム)

Ocimum labiatum

シソ科メボウキ属

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この植物は以前はオルトシホン属に含められ、オルトシフォン・ラビアツス(Orthosiphon labiatus)として知られていたので、園芸的には単に「オルトシフォン」と呼ばれています。

今はバジルと同じメボウキ属に移されました。メボウキ属はアフリカの温帯地域を中心に世界に150種ほどが知られています。

オルトシフォン(オキムン・ラビアツム)は南アフリカ・スワジランド(Swaziland)のクワズール・ナタール(KwaZulu-Natal )州から北のジンバブエまで分布しています。海抜800〜1500mの岩の多い丘陵地の冷涼な乾いた土地に自生する高さ1〜1.5mの常緑低木です。

葉は心形で厚みがあり、緩やかな鋸歯があります。揉むとミントの香りがします。

晩秋から秋にかけて上下弁を持つ二唇形のピンクの花を咲かせ続けます。雄しべが花から飛び出しています。

苞葉や萼が明るい赤紫色をしていて、花と良いコントラストを生んでいます。

 

ところでオルトシホンのシホンはサイフォンのことで、吸い上げ管、あるいはパイプを意味しています。なおオルトは「真っ直ぐな」という意味です。この名の語源は、ギリシャの哲学者テオフラストスが薬草として用いた際の名に由来しています。

種小名は「(厚い)唇」という意味のラテン語で、上下に開く花弁を指しています。セージのような花弁からピンクセージと呼ばれています。

​属名のオキムンはラテン語でバジルを指ます。


 


 
ブログ初出:2007/11
夏から秋
花色:ピンク・紫

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