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ルイシア・レディビバ

Lewisia rediviva

スベリヒユ科ルイシア属

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ルイシア・レディビバは、1804年5月4日にセント・ルイスから西の奥地に向けてスタートした植物調査のために編成された米国陸軍植物探検隊の2人の隊長ルイスとクラーク(Meriwether Lewis & William Clark)によって持ち帰られたルイシアです。
彼らの任務は1792年に領土となったロッキー山脈までの土地にどのような植物が原生しているか調査せよという、トマス・ジェファーソン大統領の命令によるものでした。
ルイスらはこの旅で150種からの植物を収集したのですが、これらの資料をドイツ人の植物学者のパーシュ(F. T. Pursh)さんが分類をし、1814年に発見者ルイスにちなんで、ルイシアという属名を与えました。
 
レディビバという種小名は「生き返った、蘇った」という意味のラテン語です。
レディビバはルイシア属の基準種で、大きく、鮮やかなピンク色のシルクのように薄い花弁の花を咲かせます。
英名はビッタールート(bitter root)ですが、アメリカ先住民がこの苦み(ビター、bitter)のある大根のような根(ルート、root)を食べていたからつけられたということです。

レディビバはモンタナ州の南部や西部にはよく見かけるようですが、北はカナダのブリティッシュコロンビア州やアイダホ州、オレゴン州、ワイオミング州、カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州などにも分布しているといわれています。
多肉植物は葉や茎に水を蓄えている植物で、多くは葉や茎が未分化な植物の総称ですが、ルイシア属はその中に含まれません。
しかしルイシア・レディビバは多肉植物出はないかと思えるような特徴を持っています。
 
レディビバは花の無い時期は、松葉ボタンのような3〜5cmの細長い多肉な葉が10本ほど地面から出ているだけです。
花の時期には古い葉は枯れかかっています。そして葉を取り囲むように大きな数個の蕾がつきます。
蕾は大きいのですが、しかし蕾が開いてから花弁は径5cmほどに生長し、大きくなります。
横から見ると花茎は出ていますが、正面からは地際で咲いているように見えます。
花後新しい葉が出てきます。
 

 


 
 
一般名:レウィシア
ブログ初出:2007/5
春〜夏
花色:ピンク

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