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Linaria genistifolia

オオバコ科ウンラン属

リナリア・ゲニスティフォリア

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リナリア・ゲニスティフォリアは地中海沿岸地方原産、イタリア南部からマケドニア共和国のダルマチアにかけて分布する宿根草です。リナリア・プルプレアのように背が高くなるリナリアです。
 
クロアチアのダルマチア地方原産の亜種とされるのがリナリア・ダルマチカ(Linaria dalmatica あるいは Linaria genistifolia ssp. dalmatica)ですが、米国ではリナリア・ダルマチカはリナリア・ゲニスティフォリアの異学名で、同じものという説もあります。
米国では両者が混ざり合って広がっているのかもしれません。
繁殖力が強く、米国ではタネや根で広がっているようです。
 
同じ黄色い花を咲かせるリナリア・ブルガリス(ホソバウンラン :Linaria vulgaris)と違って背が高く、花も長さ2cmほどで少し大きいようです。リナリア・ブルガリスは黄色に濃い薄いがありますが、ゲニスティフォリアは黄色一色の花を咲かせます。
 
葉は艶のないパステルグリーンで、細い逆心形をしています。リナリア・ダルマチカより幅があるようです。
 
種小名はgenistは箒、foliaは葉という意味、マメ科ゲニスタ属(Genista)の葉に似ているからでしょう。
 

 

 


 
ブログ初出:2013/7

花色:黄

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