top of page
alpicolaLogo1-2.jpg

モラエア・コリナ

Moraea collina

アヤメ科モラエア

画像をクリックすると大きくなります

moraeaCollina1.jpg
moraeaCollina2.jpg

モラエア属は夏に地上部が枯れる球根植物で、花茎を出さない種類やこんもり茂る種類が知られています。
サハラ砂漠以南に220種以上が知られており、その内120種が南アフリカ共和国に分布しています。
 
モラエア属は黄色や紫色の3枚の外花被と、主に白色の立ち上がる3枚の小さな内花被で構成されています。なるほど立ち上がる内花被を見るとアヤメの仲間だと分かります。

 

以前ホメリヤ(Homeria)属と分類されていたグループは今日ではモラエア属に含まれてしまい、モラエア属のホメリヤ類という区別がされています。園芸的にはホメリアで流通しています。


ホメリヤ類は南アフリカに30種ほどが知られています。ほとんどはケープ地方の冬(暑い季節)に雨が降る地域に自生します。
球根から出る細い葉は1枚だけで、他は花茎に、それを包むように何枚かがついています。一日花が1茎に数輪、房状につきます。


このオレンジ色の花はモラエア・コリナで、この色だけではなくピンクや黄色の花も咲かせます。
南西ケープ地方の低い山の傾斜地や谷に生えています。


種小名のコリナは丘という意味で、自生地を指しているのでしょう。
 
属名は英国の植物学者モア(R. More, 1703-1780)さんに因んで Morea とつけられましたが、少し後にリンネさんが妻の父親に因んで Moraea と変え、それが今日まで継続されています。

ブログ初出:2013/5
春〜夏
花色:赤・オレンジ  

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

bottom of page