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シシリンキウム・カリフォルニクム

Sisyrinchium californicum

アヤメ科シシリンキウム属

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シシリンキウム属は主に北米に自生する100種を越える大きな属です。

種小名にカリフォルニアの名が入っていますが、必ずしもカリフォルニア州が原産ということではなく、カナダのブリティッシュコロンビア州からカリフォルニア州中部までの北米の西海岸を南北に広く分布する多年草です。現地では California Golden-eyed Grass と呼ばれています。

草原にも生えていますが、海岸近くの河のそばの岸辺や薮や、淡水の湿地のような湿った環境に自生しています。

草丈は約60cmの高さまで成長する大型のシシリンキウムです。地中に淡緑色の根茎を持っています。湿った環境が好きなので葉は乾燥すると暗褐色または黒色になってしまいます。

 

5月から6月にかけて鮮やかな黄色の花を次々に開きます。6深裂して平開する花は径2cm以上あり、しばしば裏側に褐色の筋模様があります。

多くのシシリンキウムの仲間は花色と花の中心の色が違いますが、カリフォルニクムは黄一色なので余計にニワゼキショウとは思えません。

午後にはしおれてしまう一日花です。

葉と間違うような平たい花茎(正しくは花茎の両側に翼がついている)をしていますので、葉から花が咲いているように見えます。

1枚1枚葉を調べましたが、全て翼付きの花茎のようです。

黒っぽい色の丸い果実を実らせます。

属名のシシリンキウムは近縁のアヤメ(アイリス)のある種の古代ギリシャ名に由来するそうです。

ブログ初出:2009/5
春〜夏
花色:黄

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