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ノハラムラサキ(野原紫

  ミオソチス・アルベンシス

Myosotis arvensis 

ムラサキ科ワスレナグサ属

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ノハラムラサキはヨーロッパ原産の帰化植物で、一年生草本から短命の多年生です。

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園芸種のワスレナグサと同じ花を咲かせます。
1930年半ばに千葉県で帰化が確認されたそうです。
アルベンシスという種小名はラテン語で「畑の、野原の」といういみです。種小名からわかるように、花が小さく、2〜4mmしかありません。


初めはキュウリグサかと思いましたが、葉がしっかりと大きく、硬そうな毛が生えていたので、ワスレナグサの仲間と気がつきました。


葉はもちろん、萼には白く見えるほど白い軟毛が密に生えています。
ワスレナグサ(Myosotis scorpioides や Myosotis alpestris )より萼が深く裂け、毛は立っています。
 
花は小さいですが、花茎を立ち上げ、草丈は30〜40cmにもなります。

 

花の時期も長く、4月頃から秋まで咲いています。

ノハラムラサキという和名は種小名を日本語にしたものでしょう。
 
 
 

 


 
ブログ初出:2008/5

花色:青  

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