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Nigella damascena 'Green Magic'

キンポウゲ科ニゲラ属

    ニゲラ・ダマスケナ
「グリーン マジック」

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ニゲラ属は、地中海沿岸から西アジアに約20種が分布し、一年草植物です。ニゲラ属の花弁は退化して蜜腺状になり、5枚の萼が花弁状に発達しています。 ニゲラ属の種子は嫌光性があり、覆土を厚めにします。また直根性のため幼苗の内に植え替えます。属名は「黒い」という意味のラテン語で、種子が黒いことによります。そこからつけられた和名はクロタネソウ(黒種草)です。


 ニゲラ・ダマスセナ「グリーン・マジック」という花びらのないニゲラです。
「グリーンマジック」は宮城県旧登米(とめ)郡の佐藤秀夫さんが、突然変異により萼が欠落した個体の特徴を固定して平成13年に品種登録した花です。平成19年にはジャパンフラワーセレクションに選ばれています。
 
ニゲラは花弁が退化し、花弁に見えるのは萼です。したがって「グリーン・マジック」は花弁も萼もないニゲラということになります。

ニゲラには蕾の時に、その蕾を包んでいる総苞がありますが、「グリーン・マジック」はその総苞の上面が白いので、それが花びらのように見えます。

「グリーン・マジック」は総苞が八重咲き状にあるのですが、その種子から育てた株は貧弱で一重です。
八重もいいのですが、一重も涼しそうでいいかな。
 
 

 


 
ブログ初出:2010/6

花色:緑 

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