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Nigella bucharica 'Blue Stars'

キンポウゲ科ニゲラ属

ニゲラ・ブカリカ

「ブルー・スター」

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ニゲラ属は、地中海沿岸から西アジアに約20種が分布し、一年草植物です。ニゲラ属の花弁は退化して蜜腺状になり、5枚の萼が花弁状に発達しています。 ニゲラ属の種子は嫌光性があり、覆土を厚めにします。また直根性のため幼苗の内に植え替えます。属名は「黒い」という意味のラテン語で、種子が黒いことによります。そこからつけられた和名はクロタネソウ(黒種草)です。
 
本当にニゲラ属か疑ってしまうほどニゲラらしくないのですが、中心部には王冠状の付属物(花弁?)があるところが唯一ニゲラ的かなと思います。
多くのニゲラのように蜜腺状になった付属物はないように思います。
この王冠状の付属物の先は2裂し、萼の色より濃いブルーで、まるで鳥の羽根のようです。
 
背丈は30cmほどで、花のすぐ下には細い総苞があります。しかし他のニゲラのように深裂した羽状の総苞ではなく、葉と同じものが茎に輪状についています。蕾を包む葉ではないので総苞では無いかもしれません。

袋果(莢)が3個まとまって、オダマキのような形の果実が稔ります。
このような特徴のため分類上の混乱があるのか、 ガリデラ・ニゲラスツルム(Garidella nigellastrum)という異学名を持っています。
 
種小名は「ブカラの」という意味ですから、ウズベキスタンのブカラ周辺の原産ということになります。
なお英名はEmir of Buchara(ブカラの王)です。
 
 
ブログ初出:2017/4

花色:紫 

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