
オオマツバウンラン(大松葉海蘭)
ナトーランツス・テクサナ
Nuttallanthus texana
オオバコ科ナトーランツス属
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リナリア・カナデンシス(Linaria canadensis)と呼ばれていたマツバウンラン(松葉海蘭)はゴマノハグサ科からオオバコ科に移され、属はウンラン属から分かれたマツバウンラン属(ナトーランツス:Nuttallanthus)に再編されたのに伴い、オオマツバウンラン(それまではリナリア・カナデンシス・テキサナ:Linaria canadensis var. texana)もナトーランツス・テキサナ(Nuttallanthus texana)と呼ばれるようになりました。
散歩の途中でよく見かけるマツバウンランが何となく大きさが違う、べったりしてると思っていたら、マツバウンランの中に変なウンランが生えているところ(墓地です)がありました。二つを見比べることができ、オオマツバウンランであるとわかりました。
背丈は50cmほどで変わりませんが、マツバウンランよりも花が大きく、距も長いという違いがあります。
下弁の白い縞がはっきりせず、花の色も薄い、もしくは白っぽい感じです。
3枚目の写真は、強い光線が当たっているとはいえ白に近い色です。
マツバウンランはよく見ないと距を認識できないのですが、オオマツバウンランは確認するまでもなく解ります。
葉が細いので目立たず他の植物のじゃまはしないようです。
現地ではRough seeded blue toad flax と呼ばれています。
種小名は「テキサス州の」という意味で、標準標本がテキサス州で収集されたのだと思います。
属名ナトーランツスは英国の植物学者トーマス・ナトール(Thomas Nuttall:1786-1859)さんに因む名で、ナトールさんの花(anthus:アンツス)という意味です。ナトールさんは1810年から1812年、1815年から1820年にかけて米国の植物を精力的に調査しました。彼が収集した花の一つだったのではないかと推測しています。
ブログ初出:2006/5
春〜秋
花色:紫
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