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オオカワラヂシャ(大河原苣)
ベロニカ・アナガリス-アクアティカ
Veronica anagallis-aquatica
オオバコ科クワガタソウ属
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オオカワヂシャはヨーロッパからアジア北部に自生している多年草で、この辺では川の水辺に沢山咲いています。
川で見かけるようになったのは2008年からですが、近づけなかったのブルーの小さい花としか分かりませんでした。
外来生物法による特定外来生物に指定されている帰化植物で、水のあるところに普通に見かけるようになり、その侵襲性の高さには驚かされます。
さらに困ったことはこの植物のせいでベロニカとつくベロニカ属の種子が植物検疫で没収されてしまうことです。
ベロニカという属名の種子が同梱されていることで税関に留め置かれ、手続き(放棄を宣言すること)が済むまで1ヶ月以上、他の種子も手元に届きません。
植物検疫のお役人は植物に関して全くの素人で、いくら説明しても、法律ですからといって聞いていただけません。
さてオオカワヂシャは直径5mmほどの、紫の筋の入った淡紫色花を背の低いうちから多数つけていきます。
花だけ見れば、ブルーのすがすがしい花ですが、1m近くにもなる困りものです。
種小名は「ルリハコベ(Anagallis)属に似て水辺に育つ」という意味です。
ブログ初出:2008/5
春〜夏
花色:青
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