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オンファロデス・ニチダ

Omphalodes nitida

ムラサキ科ヤマルリソウ属

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オンファロデス・ニチダはスペインからポルトガルにかけてのイベリア半島北西部の海抜90~1600mの山岳地帯に自生する多年草です。
北面の草原や斜面、川の縁辺などの日陰になる湿った粘板岩土壌地に自生しています。
 
根茎がありそこから葉柄を持つ大きな根生葉がはえ、茎を直立して高さ30~45cmに伸ばします。
 
長さ3cmほどの細い葉は濃い緑色で、厚みがなく、表面に艶があります。
全草にまばらな剛毛が映えています。
 
他のオンファロデスに比べて咲き出す時期が遅く、6月頃にやっと咲きます。
 
1811年にドイツの植物学者ゲオルグ・ホフマン(Georg Franz Hoffmann:1760-1826)さんによって公表されています。
 
種小名のニチダは「光る、艶のある」という意味のラテン語で、葉の様子を表していると推測されます。
 

 

 


 
 
ブログ初出:2008/5

花色:青  

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