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広葉マウンテンミント

 ピクナンテムム・ムティクム

Pycnanthemum muticum

シソ科ピクナンテムム属

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ピクナンセムム属は北米東部に21種が知られている耐寒性宿根草です。
短い葉柄に互生してつく葉は、揉むとミントの香りがしますが、ハッカ(Mentha)属とは全く違い、ベルガモット(タイマツバナ:Monarda didyma)に近縁だそうです。

 

広葉マウンテンミントは密集した花序に小さな花がポツポツと開いていきます。
見えないほど小さな花は、白色の二唇形花で、薄紫の斑が入るので淡いピンクに見えます。

 

花序のすぐ下にあるのは葉ではなく総苞です。総苞は蕾の時の花序を包んでいた葉状の部分を言います。
この総苞は表面に白い微毛が生えていて緑灰色をしています。昆虫から見ると小さな花の大きな目印になるようです。

 

葉は卵形で、粗い鋸歯があります。

 

属名のピクナンセムムはギリシャ語の pyknos (密集した)と antho (花の)の造語で、花が密集して着くことに由来します。
種小名のムティクムは「鈍い」という意味で、鋸歯が目立たないことを指しています。
英名は Short-toothed mountain mint です。

 

 

 

 

 


 
ブログ初出:2012/8

花色:白

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