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Primula capitata ssp mooreana 'Deep Blue'
サクラソウ科サクラソウ属
プリムラ・カピタタ・モオレアナ
「ディープ・ブルー」
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プリムラ・カピタタ・ムーアナの園芸種「ディープ・ブルー」です。
ムーアナはカピタタのインドのシッキム原産の亜種で、園芸種はこれだと思って間違いないようです。
これはムーアナの選別種で、さらに青紫色の濃いタイプです。
プリムラ・カピタタは海抜3000mを越える(海抜3300〜5000m)雲南省、チベット自治区やブータンなどヒマラヤ周辺の高地の草原に自生するプリムラです。
長楕円形の葉には鋸歯があり、細かい毛が生えています。葉裏は白い粉をたっぷり吹きます。
プリムラと言うと春一番というイメージがありますがプリムラ・カピタタは遅咲きで、初夏まで咲いています。
25~45cmに伸びる花茎を立て、頭頂花序に黄色い目のある青紫色の花を咲かせます。葉や花序にはファリナ(白い粉)を吹きます。特に蕾がかたまっている頭頂部白くなっています。
花に比べると、花茎が太いくてがっしりしていますが、30cm以上伸ばすことを考えると当然なんでしょうね。
中国雲南原産種は遅咲きが多く、日本で育てると花の時期は暑くなりすぎて花が開いた途端、アイスクリームが溶けるように、茶色くなって枯れてしまいます。
種小名カピタタは「頭状の、頭状花序の」という意味のラテン語です。
亜種名はスコットランドの植物学者デイビット・ムーア(David Moore:1808- 1879)さんに因みます。
ブログ初出:2007/6
春
花色:紫
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