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Primula acaulis
サクラソウ科サクラソウ属
プリムラ・アコウリス(アコーリス)
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プリムラ・アコーリスのアコーリスは「無茎の、丈の低い」という意味で、花茎を立てないプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris)から改良された園芸品種です。
原種のプリムラ・ブルガリスは北はノルウェイ南部から、西はフランス、イベリア北部や西部、東はウクライナやカスピ海周辺までの主に地中海沿岸、サルジニア島やキプロス島を除く地中海諸島部に広く分布するプリムラです。またアフリカに自生する2種のプリムラの一つでもあります。
海抜は2400mを越さない地域、せいぜい1500mまでの夏に涼しく、乾燥しない、開けた森林や北面の草原地域に自生しています。
典型種は緑の葉と短い花柄の先に黄色の花が特徴です。様々な園芸種の親になっていますが、特にエリザベス時代の英国で品種改良が進められ、ベリス(Primula vers)やイリアエ(Primula juliae)との交配によって多くの品種が生み出されました。
さてわたしが育てた品種としてはプリムラ・アコーリス「バーンヘイブン ブルー」(Primula acaulis 'BarnHaven Blues':サクラソウ科サクラソウ属)があります。
バーンヘイブン・ナーセリが名を冠しているブルーのプリムラです。タネから育てると同じブルーといっても薄いものから濃いものまで出てきて、楽しませてもらえます。
花びらの表面にはビロードのような輝きがあります。黄色い目の裏側は赤い色がついています。
ブログ初出:2012/4
春
花色:青‘
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