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Primula beesiana

サクラソウ科サクラソウ属

​プリムラ・ビージアナ

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プリムラ・ビージアナはヒマラヤ周辺の中国雲南省からビルマにかけて、海抜2400〜2800mの山脈地帯の湿地や沼に生えています。
 
プリムラ・ブレヤナと非常に似ており、同じ地域に分布しているため、ブレヤナの異学名とされていたりします。
紫の花色のものをプリムラ・ビージアナとし、それ以外は他の種類のプリムラと交配したものではないかと考えられています。
ビージアナとブレヤナを同じ場所で育てていると、親和性が高いためか交雑し易く、花の色でしか区別できないようです。
 
従ってこの赤紫色の花色のものはプリムラ・ビージアナと言えないのかも知れません。
 
ビージアナは赤紫色の花弁に、つぶらな黄色い目があります。
背景を暗くして撮してみました。まるでキャンドルのようです。
 
このように段々になって咲くプリムラをキャンデラブラ(キャンドル咲き)といいます。
キャンデラブラは、日本のクリンソウを初めとして、水分の多い環境が好きなようです。
 
種小名のビージアナは英国のビーズ社(Bees Ltd)という園芸業者の名に由来します。ビーズ社はアーサー・バリー(Arthur K. Bulley:1861-1942)さんによって設立された会社で、何人ものプラントハンターを雇っていました。バリーさんは英国の綿商人、蘭愛好者、プラントハンターで、中国西部やヒマラヤの植物を収集しました。
 
 

 

 

 


ブログ初出:2007/5
春〜夏
花色:紫  

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