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Primula farinosa v. fauriei f. leucantha

サクラソウ科サクラソウ属

シロバナユキワリコザクラ

  (白花雪割小桜)

プリムラ・ファリノサ・ファウリエイ・レウカンタ

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ユキワリコザクラ(Primula farinosa var. fauriei)はセイヨウユキワリソウ(Primula farinosa)の変種で、亜高山帯までの岩礫地や乾いた草地に生えるサクラソウです。初夏に高さ5〜10㎝ほどの背丈で、淡いピンクの花を多数咲かせます。

セイヨウユキワリソウとの違いは、鋸歯が曖昧な葉が広卵形で、はっきりとした葉柄がある点です。
シロバナユキワリコザクラはユキワリコザクラの白花種で、雪の中から出てきたような純白の花をつけます。

うまく夏越しした苗なので5本ほど花茎を伸ばし沢山花をつけてくれました。
花の大きさは径1cmほど、咲き始めは背丈5cmほど、咲きそろって伸びても10cmはありません。
サマニコザクラやソラチコザクラのように小さく、可愛いサクラソウです。
 
なお種小名のファリノサ(farinosa)はヨーロッパのプリムラに多い「白い粉(ファリナ:farina)をふいた」という意味です。
変種名のフォーリーエィ(fauriei)は日本や東アジアの植物を広く採集したフランス人宣教師の フォーリー(Urbain Jean Faurie: 1847-1915)さんに因みます。
品種名のレウカンサ(leucantha)はラテン語で「白い花の」という意味です。
 

 


 
ブログ初出:2010/3

花色:白  

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