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ブッシュミント(プロスタンセラ・クネアタ)
Prostanthera cuneata
シソ科プロスタンテラ属
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オーストラリアの固有種で、60種あまりがありますが、その内10数種が日本で園芸店などで流通しているといわれています。
プロスタンセラの仲間は青紫色や赤、黄、緑のものがありますが、これは白花種として知られているプロスタンセラ・クネアタです。花の大きさは、幅1.5cmほどの大きめの花をつけます。
クネアタはオーストラリア南東部ビクトリア州の海抜1200〜1500mの山地に分布する高山性のプロスタンセラです。タスマニア島(州)にも自生しているそうです。ですから日本では容易に屋外で越冬できるようです。
初夏に一斉に咲かせますが、時期を過ぎるとポツポツとしか花をつけません。
葉にミントのような香りがあるので、ブッシュミントと呼ばれます。しかしミントのような柔らかい葉ではなく細め、小さめの厚い葉です。
属名はギリシャ語のprostithemi(添える)由来とかprostheke(付属物)とanthera(葯)に由来し、葯に距状の付属物がつくからといわれています。
種小名クネアタはラテン語で「くさび形の」という意味です。
ブログ初出:2009/6
春〜夏
花色:白
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