top of page
ノハラワスレナグサ(野原勿忘草)
ミオソチス・アルペリトリス
Myosotis alpestris
ムラサキ科ワスレナグサ属
画像をクリックすると大きくなります
ミオソチス・アルペストリスは西はスペインからルーマニア、ウクライナまでのヨーロッパ東部にかけて、海抜1500〜2800mの山岳地帯、ピレネー山脈からヨーロッパ・アルプスやアペニン山脈、黒海西部の山岳地帯の牧草地や明るい林間に自生しています。
草丈は10〜20cmで、こんもりと茂みを作ります。
葉は葉柄を持つ細長い卵形で、裏表とも毛が密に生えています。葉の様子が属名の由来となっています。
5月から9月ごろ、花茎を立ててサソリ状花序をだし、濃い青色の花を咲かせます。
花は筒状で、5裂して平開します。平開基部に円環状に黄色い付属物が膨らんでいます。
宿根性がありますから、夏を越せばこの種類のワスレナグサと思って良いようです。
中国にはミオソチス・アスペリトリス・アジアチカ(Myosotis alpestris subsp. asiatica)が分布します。
ブログ初出:2008/5
春
花色:黄
戻る
bottom of page