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キバナアキギリ(黄花秋桐)

​   サルビア・ニッポニカ

Salvia nipponica

シソ科アキギリ属

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キバナアキギリは全国の低山や丘陵地の木陰に生える日本固有種の多年草です。

 

茎の断面は四角形で、基部でやや斜上し、背丈は20〜40cmになります。
葉は対生し、葉柄は長く、葉身は長さ5~10cm、幅4~7cmの3角形をしたほこ形で、 鋸歯があり、基部は横に張り出します。

 

夏から秋に茎先に花穂をつけ、花穂は10〜20 cmの長さの淡黄色で唇形花を開きます。それが数段につきます。
花冠は長さ2.5〜3.5 cmで、上唇は立ち上がって2裂、下唇は3つに裂けて前に突き出ています。
分布する場所によっては下唇弁に赤紫色の模様が入るものもあります。
雄しべは 2本で、不完全な(雄性不稔性)葯でつながっています。
花の上部先端から雌しべが飛び出していますが、花筒の雄しべにはもぐりこんだ昆虫の背ついた花粉を付ける構造になっています。

 

和名の由来は、秋に咲いて花の色が黄色く、葉の形が桐に似ていることからきています。
別名はコトジソウ(琴柱草)で、葉の形が琴の音程を調節する琴柱(ことじ)に似ているからといわれています。
 
種小名のニッポニカは「日本の」という意味です。

ブログ初出:2009年11月

花期:秋

​花色:紫

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