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コガネバナ(黄金花)

 スクテラリア・バイカレンシス

Scutellaria baicalensis

シソ科タツナミソウ属

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上記以外のユリ科の仲間

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スクテラリア・バイカレンシスは、学名からわかるようにバイカル湖周辺に自生する個体が標本になっていますが、西はモンゴルから中国北部、朝鮮半島、ロシアの極東にかけて分布しています。日本では漢方の生薬としてなじみのある植物です。

根を漢方でオウゴン(黄芩)というので、和名がコガネバナというのかなと思っていましたが違うようです。清熱作用、抗炎症作用があり、多くの処方で用いられています。

 

草丈は30cmほどで茎は直立しています。

葉は対生(シソ科植物の特徴で、反対方向に対になった2枚の葉の上下に、90度ずれて2枚の葉がつきます)し、羽状に切れ込んでいます。

花は夏に穂状花序をなして咲き、葉柄の付け根から各1個、同じ方向に蕾を出し(従って2個蕾が同じ方向に出ます)、背丈が高くなっていきます。落ち着いたブルーの唇形花で、唇弁にはタツナミソウ(Scutellaria indica)のような鹿の子模様はありません。

徳川吉宗の頃に朝鮮から渡来し、小石川養生所(現・東京大学小石川植物園)で栽培されたとされています。

 


 
ブログ初出:2006/5

花色:紫  

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